TOEICもTOEFLも問われない国際的な仕事とは?


日英通訳&英語コーチの片桐美穂子です。

仕事で「国境なき医師団」について調べています。

「国境なき医師団」は、、内戦や紛争が発生している地域に行き、負傷している人たちのために医療活動を行っている団体です。医師、看護師はもちろん、物資調達などを行う医療専門家以外のスタッフも任地で活動を行っています。みなさまもきっと、聞いたことがあるでしょう。

さて、この国境なき医師団に参加するために必要な語学力はどれくらいなのでしょうか?

面接に合格するためには、英語かフランス語のどちらかが話せなければいけないとのことで、ここでは英語力を考えてみます。

いくつかインターネットにアップされている動画で、国境なき医師団の人事担当者は、英語の基準については、「TOEICやTOEFLなど試験のスコアは関係ないと。いくら高いスコアでもそれがかなり前のものなら意味がないし、何より今、話せるかどうかが大切だから」という内容のことをおっしゃっています。

世界各国から集まったスタッフと医療活動を行うためには、医療の知識と経験はもちろんですが、実際に使える英語力(話す、理解する)、協調性、柔軟性を含んだコミュニケーション力が何より大切だということですね。面接ではじっくりそこを見るのだと思います。

この力は、TOEICやTOEFLのスコアでは測れないということです。

こう書くと、TOEICやTOEFLは必要ないのかと考える方がいるかもしれませんが、そうではなく、スピーキンとリスニングは意識してトレーニングをしてないといくら試験で高得点であっても、実際に英語を使う仕事に就くのは難しいということです。

英語コーチとして多くのクライアントさんを見てきましたが、英語の他の技能(読む、書く)に比べて、スピーキング、リスニングの順に苦手意識を持っている人が多いと感じています。特にスピーキングは、英検1級保持者でも、TOEIC900以上の方でも、毎日英語を話す環境にない人は、結構苦労されています。

反対に、TOEICが500点台でも、毎日話す練習をしているクライアントさんは、5分以上英語を続けられるようになっています。

試験があるから、チャンスがきたからと慌てて練習を始めても間に合いません。早く開始して、継続して、毎日トレーニングすることが必要です。

では、実際に国境なき医師団に参加している医師の英語力がどれくらいなのか。こちらの動画を見てください。

参加した方々の英語力は人それそれ違うと思いますが、何度も海外でのミッションに参加しているというこの女医さんのスピーキング力は参考になりますね。

そんなに難しい英語は使っていません。ほとんど中学英語です。でも、それを即座につなげて堂々と話しています。派遣前に日本でスカイプ英会話レッスンを受けていたともおっしゃっていますね。そう、スカイプ英会話レッスンは、闇雲に受けるのではなく、基本を身につけた後に受けると効果が出ます。

そして、現場では英語がうまく通じないこともあるけれど、あとは、

・ジェスチャー

・笑顔

だと。

コミュニケーションにおいては、やはり、この2つも大切なのです。

自分の専門分野を活かし、国際的な仕事がしたい人は、英語のスピーキングを含むコミュニケーション力を日頃から磨いておきたいものです。毎日トレーニングがカギですね。ぜひ、今日から始めてください!

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