日英通訳&英語コーチの片桐美穂子です。
英検1級2次の面接試験合格を目指しているEさん(大分県)とのセッションでした。Eさんは大学での指導歴もある英語の講師です。
Eさんには毎日のスピーキングとリスニングの課題に加えて、英検1級面接試験の過去のトピックに対して、自分の論点整理をしていただいています。そして、それをもとに原稿を書き、覚える。
ただ、実際のスピーチは原稿を暗記しただけで合格することはできません。全く同じテーマが出ることはないので、大切なのはスピーチの型を身につけること。そして、その型の通りに、原稿なしで話す練習する必要があります。
この日のセッションは、原稿なし練習の1回目でした。トピックはこれです。
Agree or disagree: Gambling should be banned.
スピーチの型の確認、意見の確認をし、実際にスピーチをしていただきました。そのあと、私がフィードバックをして、スピーチ。フィードバックしてまたスピーチです。
今回は、具体例の上げ方をアドバイス。客観的な文、抽象的な文をつなげていてはスピーチが続かないし、聞いている方も面白くない。自分の意見に裏付けとなる具体例をどう効果的に入れるかがスピーチの出来を左右します。Eさんは、私のフィードバックを取り入れて、スピーチを3回繰り返し、かなりよくなりました!
Eさんからも、「スピーチの指導を実際にして頂いて、具体例を話す練習がとても役立ちました」との言葉をいただき、次回までの課題を出してセッション終了。この毎日の練習がとても大切です。
スピーチ時間は違いますが、英検1級二次試験のスピーチ練習は、TOEFLのスピーチ、タスク1、タスク2の練習とほぼ同じです。TOEFLのスピーチは、職場選考でアメリカの大学院留学を目指している、クライアントのYさん(東京都)が練習中です。
英検もTOEFLも、クライアントさんのスピーチのレベルがどれくらいかで、どこから練習をスタートするかが変わってきます。スピーチや面接試験の練習の仕方は、これまでの英語コーチング経験からすべて体系化してあるので、レベルに合わせて開始し、少しずつ完成に近づけていきます。
この日は強風の1日でした。セッション終了後、桜が散ってしまうと見に行ってみると、まだかろうじて残っていました。これが多分、今年最後の桜ですね。体が吹き飛ばされそうな強風でしたが、見られてよかった!
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