日英通訳&英語コーチの片桐美穂子です。
先日、朗読家で、元 NHK国際放送アナウンサーの青谷優子さんの英語朗読のセミナーへ行ってきました。
私は通訳トレーニングの一環で、ほとんど毎日新聞の社説の音読(英語、日本語)をしていますし、英語コーチングのクライアントさんの毎日の課題にも英語の音読を取り入れてもらっています。自分の学習はもちろんですが、「クライアントさんの英語の音読の効果をもっと上げるには?」をいつも考えているので、青谷さんのセミナーをとても楽しみにしていました。
セミナーは、英語の早口言葉から始まり、「青谷さんの解説→自分で練習→全員の前で朗読」という流れで、実際に声を出す実践の時間が多く、私はそこがとっても気に入りました。あっという間の3時間でした。
音読は自分のためにやるもの、朗読は、相手に伝えるためにやるもの。なので、つかえないで読めるのは大前提。その上で、相手に伝わるようの強弱や間を意識し、声のトーンに変化をつける。内容が理解できていることが大前提で、朗読は音読の先にあるものですね。
セミナーでは、同じ単語でも、ニュース、スピーチ、ストーリでは、読み方が変わること学び、実践。そし、その後はニュース原稿の朗読。とても面白かったです。青谷さんもおっしゃっていましたが、練習の中で自分の声を録音することが大事。それを聞いてまた練習して、自分なりの朗読が仕上がっていくのだと思います。
教材は、青谷さん著の「英語は朗読でうまくなる」CD付き。
私は事前に購入して本に目を通し、いくつか声に出して朗読練習してから参加しました。テキストに強弱や区切りの印がついているで、参加する前、参加した後に何度も練習するのが大切ですね。最初は徹底的にCDの音声を真似てみるのもよい練習になると思います。まずは、CDやテキストがボロボロになるまで聞く、真似るをやってみようと思います。
そしてその後、青谷さんもおっしゃっていましたが、まずはサンプル音声を参考に朗読練習を繰り返し、自分の声を録音することが大事。それを聞いてまた練習して、自分なりの朗読が仕上がっていくのだと思います。
セミナーでは、青谷さんのモデル朗読もありました。何人もの声色を使い分け、演じるように朗読するパフォーマンスはさすが。
何より、落ち着いた響きのある青谷さんの声が素晴らしかった。腹式呼吸も意識したいです。
セミナー後に青谷さん朗読の小泉八雲の作品集のCDも購入したので、練習して、英語の表現力をさらに磨きたいと思います。せっかく音声があるのですから、活用せねば。
まずは、クライアントさんの英語の課題にセミナーで学んだことを取り入れていきます!音読練習をしていただく時の基準が明確になりました。
青谷さんの本は、私のオンラインコミュティの会員さんも持っている方が多いので、コミュニティで本を使って、朗読イベントをやってもいいなとも考えています。
青谷さん、ありがとうございました!
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